【事務長】「市議会議員」に一番求められるもの

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言われてみれば「市議会議員って普段何してるんだろう」と疑問に思うことがたまにある。そう、たまに、だ。テレビでは絶えず政治関連の暗いニュースが流れていても、それは政府、国会、外交、経済等々、国家運営に関わるものばかりか、せいぜい流れても地方議員の不祥事だろう。我々が住む地域の議員が普段何をしているかなんて、悪いが誰も気にしていない。4年に1度、”車で走っているところ”を見て「あぁまたそんな時期か」と、オリンピックと見紛わん光景を目にすると、やっと議員の存在を思い出す。

これは実に幸せなことである。麻生太郎副総理はある講演でこう話した。

「政治に関心がないってのはそんなに悪いことじゃない。政治に関心がなくても生活できるぐらい良い生活をしているということ。(〜中略〜)政治に関心を持たざるを得ない国にいるよりは、政治に関心なくても生きてられるところにいる方がよっぽどいい。」

YouTube・【N高 政治部】麻生太郎副総理 特別授業〜高校生のための主権者教育〜(https://www.youtube.com/live/HwYFSO5OdDA?feature=share&t=365)

私はその言葉に納得せざるを得なかった。若者がこうして平和ボケするほど政治に関心もなく何事もなく生きていけるのは、国家基盤が安定しすぎていることにおそらく起因する。実際、不穏なニュースがテレビで流れていても、我々自身にできることは遙かに少ない。それは我々が選んだ政府(議員)や公務員が、日本を守るために何とかしてくれるから、何もせずとも問題ないのである。「備えなくても憂いなし」とはこのことである。いや、選挙がある意味で「備え」なのかもしれないが。

だが地方自治においては少し見方が違うのかもしれない。日常生活に隣接するさまざまな問題や課題は、見えていないだけで実は相当にあると推察する。例えば家の前の歩道の除雪は誰がやるのか?と考えたときに「まぁ自分で雪かきすればいいか」と一般的には考えるだろう。しかしこれが高齢者や障がいを持つ方の家の前だったらどうだろうか。優しい心を持つ苫小牧民は近所の雪かきも手伝うかもしれないが、根本的には行政に対応してもらうのが筋だろう。こういった細かな一つ一つが、実は地方自治体(=行政)に頼っている一面でもある。

「誰かがやってくれる」「誰かが教えてくれる」「誰かが始末してくれる」なんて、一昔前の世代の人だと全く考えないだろうが、今の若者にはこの考え方が蔓延しているように見える。そうではなく「自分がやらなければ誰がやるんだ」という気概こそ今の時代と地方都市には必要だ。

市議会議員に求められるものは「情報の発信力」の一言に尽きる。我々の生活が円滑かつ豊かなものになるには、行政の力は必要不可欠である。市議会議員には情報の発信力をもって、どういう政策・施策が必要か、はたまたどういう考え方が必要か、議論討論をぶつけ合いながら戦うさまを若者に見せるべきだ。

私が微力ながら応援している我らが山谷よしのりには、こどもからお年寄りまで、全ての世代年代にフィットする情報の発信力を今以上に身につけてもらい、それをもって苫小牧市をよりよいまちにしてもらいたいものだ。

//執筆:事務長
//更新日:毎週土曜日9時頃
//コンセプト:"誰も読まない"

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