苫小牧市長による臨時記者会見

本日11時に、苫小牧市長による臨時記者会見が行われました。
会見の内容は以下の通りです。

発表内容
新型コロナウイルス感染者の発生について

【市長説明】
本日は急な要請にもかかわらず、お集りいただき感謝申し上げます。
本日の記者会見の案件でございますが、「新型コロナウイルス感染者の発生について」でございます。
昨日、市内事業所等における複数の感染者確認の報告を受けて、私から緊急メッセージを発出させていただきましたが、この件について、改めてご説明をさせていただきます。

配布しております資料にありますように、7月30日公表の道内1,405例目、7月31日公表の1,426例目、8月1日公表の1,434例目、1,435例目につきましては、いずれも濃厚接触者としてリンクがあることが公表されており、現在、保健所において更に濃厚接触者を調査中と伺っております。
4例の関係性につきましては友人と伺っており、現在の所、濃厚接触者の中に他の陽性者は確認されていないとのことでございます。
いずれも居住地につきましては、胆振総合振興局内となっており、自治体名はご本人の意向により非公表と保健所から伺っておりますが、この間にトヨタ自動車北海道㈱や㈱ダイナックス、出光興産㈱北海道製油所、苫小牧地区サッカー協会から、社員及び関係者から陽性者が確認されたとの発表がございました。
個別の発生事案と事業所等の発表の関連につきましては北海道から公表されておりませんが、いずれも市内の事業所であり、市といたしましても各事業所や団体と連携しながら対応を図っているところでございます。

市民の皆さまにおかれましては、これから夏休み期間に入ることやお盆期間中の帰省などもありますので、親族間の集まりや久しぶりの旧交を温めることを楽しみにされている方もおられると思いますが、多人数での飲食を避けることや体調が悪い時には参加しない、参加させないことを徹底し、感染防止対策を意識した行動をとっていただきたいと考えております。
また、本市ではPCR検査センターも設置されており、迅速な検査体制が整備されておりますので、体調不良の際には、無理をせずにかかりつけ医に連絡したうえで受診いただくようお願いいたします。

最後になりますが、感染者の情報につきましては国の法律に基づく公表事項となっており、本人との連絡調整を行っている北海道が保健所を通じて本人の意思確認を行い公表事項の決定をしております。
このため、本市が独自で把握している事項であっても、公表を差し控えなければなりませんが、全国的に感染が拡大している状況下にあっては、どこで感染したかということではなく、常に自分の身を自分で守る行動をとっていただくことが重要であります。
感染が確認された方や企業・団体に対する、誹謗中傷や憶測・噂のSNSでの拡散などは厳に慎んでいただき、正しい理解に基づく正しい予防の徹底に努めていただくようお願いいたします。

案件の説明は以上でございます。
皆さんからの質問があればお受けいたします。

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